ダイレクトドライブにより生産性を向上

アメリカのカスタム機械製造者のInnovativeは、性能を1分間に75サイクルまで向上させるため、ロータリーテーブルとダイレクトドライブを搭載したハンドリングユニットを採用しました。

概略

  • 灌漑プラントに使用されるプラスティック部品の組立と試験向けのシステムの速度を向上させるためには、リニアシステムからロータリーインデックステーブルへの変更が必要でした。
  • TO750トルクロータリーテーブルとダイレクトドライブを備えたHPピック&プレイスユニットの組合せが、選択されたシステムでした。
  • システム全体の性能を25%向上させ、1分間に75サイクルを実現することができました。

課題

灌漑プラントに使用されるプラスティック部品の組立と試験に使用されてきた既存のシステムは、1分間に60サイクルの速度で技術的な限界に達していました。アメリカのカスタム機械製造者のInnovativeは、希望するスピードを達成するために、リニアシステムからロータリーインデックステーブルへ切替える必要がありました。

解決策

高度な動的性能と繰り返し精度を備えた、ユーザプログラム可能なTO750トルクロータリーインデックステーブルが、システムの基礎として選択されました。プラスティック部品の取り扱いを担う5台のHP140ピック&プレイスユニットテーブルとハンドリングユニットからなるダイレクトドライブの組合わせは完璧に適合し、システムの性能を25%、1分間に75サイクルまで向上させます。また、制御システムに関する限り、推奨のSimens社のSPSに適合させることは問題ありませんでした。