大型テーブル、小さい振動

0.01°以下の位置決め精度:CRヘビーデューティーロータリーインデックスリングで位置決めシステム内のギアリムドライブを置き換えます。

概要

  • 旧型の複雑なギアリムドライブソリューションを1台のWEISS CR 2000ヘビーデューティーテーブルで置き換え、時間と技術的なコストを削減します。
  • 直径14m、総重量25トンの位置決め用ロータリーテーブルを、質量慣性モーメント1,000,000 kgm2で設計しました。
  • 位置決め精度は0.01°以下です。

課題

Maturoは、EMCおよび無線計測用位置決めシステムを専門としています。この会社は、自動車のメカトロニクス的互換性を測定するためのロータリーテーブルの新しいドライブを必要としていました。旧型の複雑なギアリムピニオンドライブでは、必要とする0.01°の位置決め精度には十分ではありませんでした。

解決策

高い位置精度が、MaturoがCR2000ヘビーデューティーテーブルへの変更を決めた1つの大きな理由です。さらに、ユーザプログラム可能な点、中央開口部が大きいこと、許容質量慣性モーメントが非常に大きいことも、新しいシステムが支持される理由となっています。質量慣性モーメント1,000,000 kgm2を取り扱うためには、直径14m、総重量25tのロータリーテーブルが必要でした。外周部に取り付けられた固定キャスターが重量の一部を支え、ドライブとテーブルの間に取り付けられた追加トランスミッションが制御性を高めています。さらに、改良により、初めて屋外でのソリューションの使用が可能になりました。